ストレッチの効果はいかに

運動神経が比較的いい俺だが、昔から動くのが嫌いである。スポーツをやると気持ちいいのも知っているし、そこでの様々な関わりが俺の情緒や社会性を育ててきたことも知っている。また、人間にとって体力は必要不可欠であり、それを養うのは日々の運動であることも知っている。
そんな運動を俺はなぜ敬遠するのかだが、「その気になるのがめんどくせー」のである。そして体がその気になる一番の近道がストレッチという運動法であるのだ。
例えばスノーボードをする前に、俺は必ずストレッチをする。綺麗なカービングをするのに腰、膝、足関節が非常に良く使うし、ワンメイクジャンプやハーフパイプを使う時は転倒の危険性を常にはらんでいる。
ストレッチは意図的に筋や関節を伸ばす運動である。体の柔軟性を高めるのに効果的であり、準備運動や整理運動の一要素としても活用されているのは誰もが知っている事実だろう。


俺的には、怪我をしたくないから、いやいややっていたのだが、最近では美しい姿勢の保持やリラクゼーションの効果が明らかとなってきたらしい。若い女性に人気のヨガやピラティスもこの類である。また、30分程度にわたり全身の筋を順番に伸ばしていくようなストレッチングの前後で脳波や自律神経活動を調べてみると、前頭葉でのアルファ波を増加させ、心拍変動を増加させ心拍数を低下させること、すなわち自律神経の活動が副交感神経活動を有意に変化させることが明らかとなっている。
副交感神経に影響があるとリラックス効果があるので、ストレスの多い俺にはもってこいの運動かもしれない。ストレッチ(副交感神経の優位性を高め)+ 自転車(セロトニンの発生)によってストレスのセルフコントロールを図るのだ。
しかし、ただストレッチをするのもつまらない俺はある道具を見つけた。それが、ストレッチングボードであるのだ。


スポーツ界の4大ボード +1

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さて、ストレッチングボートとはどんなものか。簡単に言えば足場である。ただの足場。いやただの足場と言ってしまうと、メーカーに怒られてしまうかもしれないが、見た目はただの足場だ。使い方はストレッチングボードの上に乗るだけでいい。これは簡単、俺は座ってつま先に指先をくっつけるなどのストレッチは苦手中の苦手なのだ。つま先側を高く傾斜をつけ、その姿勢を維持することにより、ふくらはぎへ負荷がかかるようになり、